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面白いんだな。ブラジルのTwitter凍結を「言論の自由の侵害だ」と右派が唱えるのはわかるんだけど、それを左派リベラルが云うのが面白い。しかも新自由主義経済(ネオリベ)に反対の立場取ってる人らが、それを言ってるのがね。

内橋克人さんの「ラテン・アメリカからの警告」という名著が証しているように、南米、ラテン・アメリカの各国はかつて、欧米の統治機構、特にネオリベ勢力によって彼らの実験場にされていたわけよね。日本の一部もその例外ではなく当時の民社党はチリのピノチェト政権を熱烈に支持していた。

で、話を戻すと、今ブラジルで起きてることは、前大統領と親密な関係を持つ米国の大富豪であるイーロン・マスクが、自身が買収したソーシャルネットワークサービスを極右らに悪利用させ、民主的に選ばれた政権の転覆を手助けしているという構図であって、それこそかつてCIAやら大資本をバックに持つネオリベ人脈らが南米各国でやってたことを繰り返しているに過ぎないわけじゃない?

いやね、woke批判もネオリベラリズム批判も結構だが、歴史的な経緯くらいは誰かに与えられた文献や資料ではなく自力で調べたらいいのに。一杯ありますよ、日本語でも。そこをちゃんと抑えておかないと、それこそ現代社会における情報認知戦に負けちゃうんじゃないんすかねえ。

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