「性は高度なプライバシーなのに、多くが誹謗中傷のように語っている」オリンピック女子ボクシング性別問題の論点...IOCとボクシング協会の対立も背景か | 特集 | MBSニュース mbs.jp/news/feature/specialist

この話題の関連記事を色々と読んだが、日本ではこの記事でも取り上げられている中京大学スポーツ科学部の來田享子教授とかいうこの人の話がが一番ひどい。これが専門家なのか?と疑いたくなる。この人はあらゆる場所で男女の区別は難しい(つまり性スペクトラム信者なんだろうが)と言ってるが、そんな話を言い出したら永遠に女性差別はなくならないだろうよ。

昔から悪名高い国際ボクシング協会だが、この問題に関してはプロトコル通りにプリンシパルを守り、選手のプラバシーを最大限に尊重し検査を行いそれを本人に秘密裏に通達し、反論の機会も与えている。そうした前提を雑な判断(パスポートでOK)をもって公に示して参加条件を勝手に変えたのはIOCだ。しかも競技参加者から合意取ることなくだ。

(個人的にこの話はしたくはないけど)IBAは彼らはXY染色体を持っているので参加できないと言ってるが男性とは呼べないとも言ってる。かなりの配慮しているわけだよ、いろいろと。行間を読んでくれと言ってる。特定の疾患についてもなかなか言及はしていない。それなのにバッハは会見で簡単に話している(しかも会見では説明を間違えたので、後日訂正文を出すという雑さ。)この件のポイントはただ一つ、IBAが示していた配慮をぶち壊しているのは誰なのか?と云う話だ。
QT: fedibird.com/@gaitifuji/112931
[参照]

ガイチ  
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改めて女子スポーツについてスポーツ医学の専門家の教授が言っていた言葉を思い返す「男性であることは別に才能ではない。私が言いたいのは、女子スポーツに男性のパフォーマンスの優位性を持つ選手を含めることは、女子選手にとって公平で安全な競技という非常に重要な原則に反することになる。今、私たちがすべきことは、男性のパフォーマンス上の優位性を持つ人とそうでない人を区別することだ。なぜならば女性スポーツカテゴリーとは、それを除外することを意図して作られたものだからだ。」

女性だから常に劣後に置かれているとか、だからその境界を壊せとか、我々はそんな話をしているのではない。公平性と安全性を担保した上で、身体を通して競い合い高めあう、それがスポーツの良さでしょうに。現実に横たわる男女差を壊すために状況を攪拌し、境界を壊せ、みたいな戯言を実社会に不用意に持ち込まないでくれとしか言いようがない、象牙の塔の中でアカデミア同士で議論でもなんでもしてくれればいい。結論出たら、我々に教えてくれ。そもそも普段から自分達から階級を不可視化しといて何言ってんだと云う話である。

「性別はファンタジー」とか言い出してる人が大学でスポーツ科学を教えているとか、学生が可哀想だよ。生まれてから死ぬまで、いや下手したら、生まれる前から女性は差別され続けているわけでしょ、今の社会では。(まあ男の俺が偉そうなこと言える資格がないことは重々承知しておりますが)性別のどこがファンタジーなのよ。これ以上ないリアルでしょうに。

最後に余談として。IOCの裏にいるであろうGLAADが、なんでこの問題で明らかに恣意的に実際に起きたことを曖昧にして攪拌させているのかといえば、Sexが男性で、男性として生育された人がテストステロン値のいかんに関わらず女性の試合に出られないということになると、テストステロン値が下がった現状トランス女性も女性カテゴリの試合には出られなくなるからであろうことは、容易に想像がつく。ここが彼らにとって最終防衛線であるのは明白だから。

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