前にも書いたけど、俺は是枝監督の良い観客ではないけれども(そのくせデビュー作から短編やドキュメンタリー含めて映像作品はほぼ見ているけれども。テレビマンユニオン時代のドキュメンタリーは、好きなのが多かったよ)昨日だが、おとといだかにタイムラインに回ってきた朝日新聞の鼎談記事を読んだけど、初めて是枝さんに同情したよ(苦笑)よく、あんな話に3時間超も付き合ったなって。しかも出鱈目に近いことを鼎談相手が言っていても、誰も訂正してないしね。是枝さん気づいていたんだろうけどさ。あんなのは対話とは言わないよ。ガン決まりした新興宗教の信者が平伏しろと言ってくるのとの違いがわからないわな。
ちなみにこれも書いたと思ったけど、「怪物」は、脚本家である坂元裕二の色が出強くたことで、作品としてはいつもの是枝作品よりも俺には良かったよ。作中、是枝映画でよくある、嫌な引っ掛かりが少なかったな。俺は同じテーマを扱ってた「万引き家族」よりも坂元脚本、水田演出コンビによる日テレドラマの「anone」をより高く評価しております
クイア理論の説明において「ペドフィリア/ズーフィリア/ネクロフィリア」について一言も触れていない段階で、ダウトだよ。このジャンルの専門家でない俺だって、わかる話だ。80年代後半から90年代にかけて、普通にサブに限らずメインも含めて、カルチャー系の文章に触れていたら、わかる話だ。それこそTwitterでバフォメットさんが再三再四、そこを厳しく指弾されている。おれはあの連中がTwitter上で王谷氏にやったこと、絶対に忘れないからな。朝日新聞は知らないようだけども。