Where is the media scrutiny of surrogacy? https://thecritic.co.uk/where-is-the-media-scrutiny-of-surrogacy/
この記事、面白いな。今回のローマ教皇の代理出産批判・禁止呼びかけについて各国大手メディアが取り上げる中で、BBCがウェブ版で報じないことや、英国の大手メディアの筆先が鈍っている点を指摘したアイルランドの新聞。この中で、常日頃から代理出産について調べているこの記事書いてる記者により、代理出産をタイムズ紙やテレビ局のITVなどの大手メディアで働いているジャーナリストたちが利用していることから、報道として代理出産について批判的検証がされないのではないか?という指摘がされている。
この記者は代理出産ビジネスを利用する富裕層が報道機関で働いているという現実、そのことが報道の方針影響してしまう可能性を見ている。この問題について代理出産制度反対の立場からの主張が、英国内ではindependent紙とdaily mail以外に表立って取り上げたところがない(BBCはローマの特派員が代理出産制度の利用者として教皇を批判するレポートは出していた)とも指摘している。なるほど、この問題、保守的で男尊女卑思想が色濃く残るバチカン批判の陰に隠れて、階級問題が巧みに消されているという視点だね。非常に興味深し。
QT: https://fedibird.com/@gaitifuji/111794299148267575 [参照]