相原真理子という翻訳家はパトリシア・コーンウェルの「検屍官」シリーズの翻訳で有名だった。一番最初に手にとった「検屍官」翻訳があまりに自然で臨場感あふれていてそれ以来ずっと英語ではなく日本語訳で読んできた。だから彼女が亡くなり翻訳者が変わってガッカリし、それ以来英語で読んでいる。

Amazonで探してみたら、驚いたことに日本語ではすでに絶版になっていた。英語では今年も新刊がでているのに日本ではもう忘れられた小説家なのだろうか。

コーンウェルの〈検屍官〉シリーズは日本でもとても人気がありました。ただ、シリーズが続くうちに整合性(重要登場人物の年齢や生死など)がなくなったことで失速した感があります。本国と日本国内での人気差が大きくなると、ビジネスとして成立しなくなるので版元が権利を購入するのをやめてしまい、結果として未邦訳の作品が積み重なっていく……という流れかと思います。

コーンウェルの〈検屍官〉シリーズは、今月新刊が出ていて、途中で(まさに重要人物の生死の件で)脱落した私は「まだ邦訳出てるんだ!」と驚いたばかりです……

えっリンクはありますか?アマゾンではありませんでしたが…

Amazonうまくリンク貼れないことが多いので、出版社のサイトを送りますね。26作目の『憤怒』というタイトルでした。

kodanshabunko.com/cornwell/

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あーわかりました!わたしは海外なのでKindleで探していたのです。文庫本ならあるのですね。ありがとうございます。

なんと、電子書籍出てなかったんですね。気づきませんでした(出版契約上の事情かもしれないですね)。

紙の書籍はまだ出てるのですね!失恋しました。

(失恋しましたって、ものすごーくカワイイ❤️ )たぶん「失礼しました」と書きたかったのでしょうが、あんまりカワイイので返信御免🥰

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