西オーストラリア州の大学受験が近づいてきて、12年生クラスへのセミナーや会話練習や採点などの単発仕事が舞い込んできている。教室で教えることはなくなったけれど、これじゃ「半」退職だね。
退職してからパースに帰るときのオーストラリア入国カードにはRetireeと記入。今まではTeacherだったけれど。前回初めてこう書いたときに「ああ、退職したんだなあ」と実感した。
パイロットだった友だちは退職してから1年ほどはこの入国カードにRetired Pilotと記入していたという。年齢と病気で辞めたからまだ未練があったのだろうな。
ちなみにオーストラリアには退職年齢というものはない。
追加:オーストラリアに退職年齢はないし、雇用広告にも年齢制限禁止。ただし、67歳から老齢年金取得「可能」年齢になる。つまり資産がある一定額以下だとそれに応じて老齢年金がもらえるわけ。確か最高額約250万円ぐらいだったと思う。追加で賃貸の人には補助も出る。つまり「家を持つ」ことが当然の世界では持っていなければ補助が出るのだ。日本では持ち家があったら例え収入がなくても「それを売ってその金がなくなったら来い」だ。
老齢年金取得者も資産(と言っても億の額ほどじゃないよ)がある人も、67歳になれば医療、ガス、水道、電気、車両保険などはかなり安くなる。公共交通機関はラッシュアワーを除いてすべて無料。
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