今日はチューリッヒから車で20分のWinterthur(ヴィンターテュール)で、Sammlung Oskar Reinhart Am Romerholz (オスカー・ラインハルト・コレクション)に行ってきた。静かな森の中にある大邸宅を改造して美術館となっている。地元の大富豪オスカー・ラインハルトが収集した美術品が飾られていて、ここは街なかの Museum Oskar Reinhart Am Stadtgarten(オスカー・ラインハルト美術館)より彼の好みのセザンヌやゴッホ、ドガ、ピカソ、ロートレック、レンブラント、コロー等の印象派秀作が200点以上展示されていて目を見張る眺めだ。この展示品たちは門外不出なので、ここでしか見ることができない。

現在のところ彫刻家マイヨールの特別展示をしていて、彼の優美な裸体彫刻がそこかしこに見られる。

今回は車椅子だったので視線が低く、電灯があたって光ってしまう絵が多くてちょっと残念だった。
でもエレベーターがないので、2階に行くのに階段を使おうとしたわたしを引き止めて、なんとスタッフが絵画や彫刻などを運ぶためのリフトに乗せてくれた。ありがとう!


今年初めに、上野の国立西洋美術館の企画で、一部の展示絵画を、子供や車椅子の視点に合わせて低く設置するという試みが、田中功起氏の「作品(提案)」として、この展覧会で実行されていました。
nmwa.go.jp/jp/exhibitions/2023

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こういう企画は嬉しいですね!
リンクに飛んでみましたが、「心身に障害のある方及び付添者1名は無料」というところで感心しました。実はスイスでもKunsthaus(チューリッヒ博物館)は車椅子使用者とその付添は無料です。今回行きたくて問い合わせたところ、そう言われました。

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