かつて我が国は「自衛のため」と言いながら侵略戦争を引き起こした。最後には何十万もの人々が、アメリカの原爆による無差別殺戮の被害を受けた。
79年前の広島と長崎で起きた事実が伝えるのは、どの国だろうとどんな状況だろうと、他国を侵略することや人々を虐殺することに、正義などひとかけらも存在しないということだ。

長崎での平和式典について「イスラエルを招待しないことを理由に不参加を表明した」、これまで国際の平和及び安全を維持しようとしてきたはずの諸国に対しては、改めて問わなければならない。
あなた方の謳う「平和」とは、いったい誰のためのものなのか?と。


www3.nhk.or.jp/news/html/20240

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式典に呼ぶ呼ばない・来る来ないということよりも、むしろ欧米諸国の言い訳が平和式典の政治利用になってしまっていることに憤りを感じる。

「イスラエルを呼ばないのは式典を政治問題化するもので適切ではない」とか言うけど、そもそも欧米の政治的な態度こそが、パレスチナ問題をずーーーっと引き延ばさせてきたんじゃないか。
呼ばないから政治問題になるのではなくて、あの地域で起こっていることの裏にあり続けてきた政治問題が、呼ばないことでハッキリとしてしまうってことだろう。
「イスラエルをロシアと同様の扱いにするのは誤解を招く」というのも大使が来ないことの理由ではなくて、政治を優先してダブルスタンダードを飲み込めと、暗に言ってきている。

79年前に広島と長崎で起きたことと、昨今のウクライナと、ガザで起きていることとは、それぞれ状況も理由も規模も違うが、政治の不作為や暴走によって大勢の生命が失われたことに変わりはない。
現実から目を逸らしながら平和を語るな。



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