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日曜夜は息子の観たいテレビ番組が多くて、大河は平日の昼休みに録画で観ている。
(そもそも戦国ものは怖くて観たくないと言われたり…いだてんは一緒に観てくれてたのになぁ)

「光る君へ」を観ていると、当時の貴族は日記を書くものだという描写が繰り返し出てきて面白い。皆書いてるもんね。

そういえば、と自分の日記も掘り返してみた。上野へ【宮廷のみやび 近衛家1000年の名宝】という展覧会を観に行っており、そこに藤原道長が記した「御堂関白記」の一部が展示されていたので。

2008年当時の私は平安時代の日記帳にもマス目がひいてあることに感心していた(笑)
あんまり日本史には明るくないので、それより唐から伝来した楽譜を見てすげえすげえと興奮している。
だってさ、則天武后の書いた五弦琵琶の楽譜とか、もう中国に残ってるかどうか怪しいんだよ。(こういったものは文革で大体燃やされた)

天皇のしたためた書の表装は中国の官服からとられた裂であるとか(超美麗)、平安時代に唐・宋から煌びやかなものが伝わって、本国で失われていても日本で状態良く保存されていたというのがロマンなのだ。藤原=近衛家の財力の凄まじさでもある。

文化の維持にはお金がかかる。昨今心根の貧しくなった日本が文化を守っていけるのか、気になるニュースも多いよね…。

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