昨日角川武蔵野ミュージアムに「はじめてのBL展」を観に行ったわけです。
やおい、BLというのも、勃興は作家個人の発信や同志によるマイナー雑誌、同人誌界と言ったアンダーグラウンドシーンなわけで、その後SNSみたいな個人の発する話題やレコメンドなんかで大きく広がったこととかあるわけでーー
その理由は色々あって、描きたいこと言いたいことがある有志を支えるプラットフォームがやはり有志によって自然発生的に作られて、そこで世代を重ねてさらに有志を増やした面が結構おおきい。
その様子を概観できる展示ではあった(年表やコミケカタログのCP統計とか)
展示に、こうした史観提示があったわけじゃなくて、先人の業績を現物掲示で見せるものでした。絵柄や文章スタイルは流行り廃りが激しく、一目でそれが古いものなのはわかるし、先人に感謝みたいな感想もよく見かけた。
特殊な本屋、レコード屋、ライブハウスの掲示板や、雑誌の募集欄がもともとそのプラットフォームだったんだけど、SNSがとってかわり情報のやりとりやコンテンツを大規模化させた。楽市楽座やな。経済恩恵を大きく受けがちなのがコンテンツホルダーやフォロワーではなくプラットフォーマーなのもちょっと似てる。
Twitterの規制のせいでこういう意味でも減衰してんな…とか思ってたのとつながって徒然考えてたよ…
※歴史ネタを挟みましたが正確性は保証できません。アミノを誤解してたらおこられだからTwitterでは呟けない話だが、論旨は察してね