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このところフロイデ独和をメインに使ってる。

もうでも2003年の出版なので、20年経つみたい。

前書きに「ニュートラルな訳を心がけてふやけた日本語に堕するの愚だけは断じて避けたつもり」とか書いてあって、学習辞典的性格は念頭になかったと言ってる。自分は小学館のニュートラルな訳語も好きだけど。

道具であることに徹したと言ってるから、辞書を日本語訳を作る道具だと思っているということ。でも、辞書を、ドイツ語をドイツ語のままで考えるための道具と見てもよくて、そのときはニュートラルな語のイメージを書いておくことになるはず。

この間、社長さんにうかがったところでは、電子辞書にするときは、電子版の作成の労を辞書の出版社側が執らなければならず、OCRにかけたあとの修正が大変とおっしゃっていた。これが電子辞書になると画期的かなと思うけど。

Google画像検索のテキスト抽出を使ってる印象では、今のOCRはほぼ完璧で、提出物の手書きのグシャグシャな文字でも読んでくれる。そのあと、ハイパーリンクの構造をつくるのが厄介なのかな。

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