ソーシャルワークの仕事をするに当たって、Debriefingの機会をしっかり持っていることってとても大事だなと思う。世の中の嫌な部分をたくさん見る仕事だからこそ、話して吐き出してスッキリしておかないと引きずってしまう。
前職場はかなり個人主義な雰囲気で、ほぼ全員work from homeだったのでこのdebriefする機会を確保することがとても難しかった。その上、うちの夫は興味の幅がとても限定されているので私の仕事の話をしても盛り上がらず、説明コストがかかるわりに、スッキリ感が得られないので家で話して発散することもできない。結果、いろんなことを溜め込んで、続けられなくなった。
今の職場は自宅勤務が原則として認められない不便さはあるのだけれど、職場の文化がかなりrelationship-basedで、一緒にコーヒーを飲みに行ったりランチを食べに行ったりしながらぺちゃくちゃ喋っているし、皆がオフィスにいるので「ねえねえ聞いて〜」というのがやりやすい。
もちろんrelationship-basedであることの不便さとかもあるんだけどもね。
work from homeが当たり前になってきた今、失われたカジュアルなコミュニケーションの機会をどう取り戻すかというのは課題だよね。