俺はキモいオタクのおっさん
巡回している女性オタクの方々の言行に一喜一憂して気持ちが収まらないとき「自分はキモいおっさんなんだ。同意や論争で相手を支配したいだけなんだ」と心のなかで呟くと憑き物がとれたように、気持ちが楽になった。差別を自覚することで楽になることもある。
男性が論争していても比較的ダメージ浅いので、やはり女性に対するマウンティング欲望が自分のなかにあると思われる。
振り替えって見れば(他人のせいにするようだが)、中学の頃まで同居していたオタク大嫌いな兄に趣味に徹底干渉され、罵倒され、音楽や漫画を無理矢理押し付けられてきたことで相手を囲ってマウンティングする欲望が伝染したと思う。これだけでは女性にだけなぜそうなるのかの論証にはならないが、そこは俺が社会の女性差別を内面化するなかで残ってしまった部分だと推察している。