この記事、投票する際にどのテーマを重視するかという設問の回答を民主党支持・共和党支持・無党派で100%帯グラフで示しているけど実際にはそれぞれの選択肢を選んだ人の数も見ないと意味なさない。
テスラの話もねじれた要素があってEV誘導のために補助金など出しているのは民主党政権、そのEVメーカーの経営者は共和党支持者でEV誘導で結局お得に買えているのは富裕層、低所得者層に還元されない政策という手厳しい調査報道記事をワシントンポストかNYTが載せていた。
アメリカの共和党・民主党での分断に見える現象は辿って行くと大抵は矛盾もしくはねじれみたいなものは出てくる。さまざまな政治課題があってそれに対して党派主義以前に賛否両論の間に聞かれ方など次第で回答が変わる無党派そ層がいるし、国土の広さ、州の人口の歪さ(数千万人規模の巨大州から数十万人と日本の政令市未満の過疎州もある)と人種人口構成の違い(過疎州だと白人が8割を超える事も珍しくない)なともある。
Z世代保守層も関心寄せる気候変動 「若者の不安にどう答えるのか」 [アメリカ大統領選挙2024]:朝日新聞デジタル https://www.asahi.com/articles/ASS2M7SS1S1ZUHBI00W.html https://www.asahi.com/articles/ASS2M7SS1S1ZUHBI00W.html?ref=rss
このような複雑さを念頭におかないとアメリカは民主党と共和党で分断されているとか安易な説明に飛びつきたくなる事になる。