#読了 #読書 #fedibird #図書館の魔女 #高田大介 #ファンタジー #小説
全4巻を読了。壮大なお話でした。
「言葉」とは何か。文字?聞こえる音?そんなシンプルなものではなく、とても消えてしまいやすい脆いものでもあるけれど、しかし、守り伝えようとする人がいる限り、誰かの口を封じたり言論を弾圧したとて決して絶えることもない、すごいものなのだということ。
言葉や文化、表現の手法が違っても、伝えたい思いがあれば、相手の中にある言葉を知りたいという気持ちがあれば、その障壁は超えられる。でもその気持ちがなければ…どんなに言葉を尽くしても伝わらないこともある。
若い登場人物たちが、少しずつ変わっていく様も頼もしくて一気に4冊を読み終えました。ちょっと、ロス気味です。これは再読の価値がありそう。