『SFマガジン』2024年2月号は特集「ミステリとSFの交差点」。話題の、第11回ハヤカワSFコンテスト特別賞受賞作、間宮改衣「ここはすべての夜明けまえ」も一挙掲載。連載46回目となるイラストストーリー「幻視百景」では、機種変更の話をかきました。
今号の『SFマガジン』には、ディックと親交のあったシンガーソングライター金延幸子さんへのインタビュー「フィリップ・K・ディックとの日々」(聞き手・構成 高田漣)があるのですが、ディック的空間が現出するような内容でした。想像していた以上に強い繋がりがあり、ディックの方もインスピレーションを受けていたんですね。金延幸子さんがPKDとの思い出を綴った私家版回想録『インフィニティ・スカイ』って、むちゃくちゃ読みたいんですが…!
間宮改衣『ここはすべての夜明けまえ』すごくよかったです。生きることを放棄していた娘が、ある技術によって誰よりも長寿となって生き残り、書いて、語ることで、その半生に抱えていたものを紐解いていく。
パレスティナSF特集で紅坂紫さんが紹介されていたイブティサム・アゼムのThe Book of Disappearance が気になる。ある日突如イスラエルからすべてのパレスチナ人が消失した事件をシオニストの主人公が調査するところからはじまる物語とのこと。
様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。