論文そのものは次のリンクに。
"Codification, Technology Absorption, and the Globalization of the Industrial Revolution",Réka Juhász, Shogo Sakabe & David Weinstein,National Bureau of Economic Research, 2024
https://www.nber.org/papers/w32667
曰く、スクレイピングによって図書館から図書データを入手して比較すると、1870年に存在していた技術書の84%が英・仏・独・伊語で占められていたところ、1910年では66%となって代わりに日本語が19%を占めるようになると。これはもちろん翻訳によるもので、Figure6を見ればその突出は明らか。これを語数の増加で見たのがFigure7。我らが『日本国語大辞典』(第2版)の初出例から年代を割り出している(どうやってデータを作ったんだろう)。これは日本語学者の仕事として見たかった…(2/4)