昨年の ちょうどこの時期 読んでいた
菅野カラン『かけ足が 波に乗りたる かもしれぬ』(読み切り)
https://comic-days.com/episode/3269754496647351375
文学が生きる力をくれるいい話です。2021年後期・第80回ちばてつや賞佳作だったとか。実は連載中の双子が詐欺師になって行く話、『オッドスピン』がとてもよい空気で。(https://comic-days.com/episode/4856001361283580080)
『オッドスピン』は黒田硫黄の『セクシーボイス&ロボ』を思い出した。悪くてかっこいいおばあちゃんつながりで。私の死んだ祖母(明治42年生まれ、101歳で没)が、タイタニックを見た後に「女は秘密を抱えて死んでいく」とつぶやいて、ふふっと笑ったことも思い出した。ああいうのは爺さんにはできない芸当ですね。