当時大学院生だった自分が先輩として見ていた人たちも、50代や60代となってきている。教育や研究の実践を時々伺うと、皆さん熟練のプロという感じで、一線を歩んでいるなと思うことしきり。
若い頃は、そんなの理想主義にすぎると思ったことや、厳しすぎるんではと思ったこと、逆に手を抜きすぎなんではと思ったことなどが、きちんと昇華されて参考にすべき形になっている。つくづく自分は生意気な後輩でした。
なんというか時間をかけて積み重ねていけば、青臭かった我々も何か形になっていくのだということを失礼覚悟で思ったりした。そのことはものすごい励みになるのだよね。暗闇を進んでいくときの不安さの先に希望があるというような。歩みを止めないということを明日も頑張ろう。