日本がサウジアラビアから液化水素を輸入するというニュースをみた。
やればやるほど日本は損すると思う。
おそらくメインになるのはブルー水素(石油資源からつくる水素。そのさいの温室効果ガスはカーボンキャプチャーシステムなどで大気中に放出しないから問題ないとされる。しかし地中貯留などはまだ実験段階だし、そのためのエネルギーも必要。漏れ出したら元の木阿弥。)だろうから割高になる。
サウジアラビアから輸入となるとそことアメリカとの関係から考えて、シェールガスの余るアメリカからもブルー水素である液化水素を輸入することになりそうだ。
カツアゲされてるようなもんだわな。
液化水素の用途は何か?と考えると自分がパッと思い付くのはジェット燃料や大型船舶用ディーゼルエンジンのための合成燃料、それと鉄鋼用の還元剤。
ヨーロッパなら既存の住宅用ガスパイプライン向けだろうけど。それは電化が進めば不要になると思う。
グリーン水素(再生回数エネルギー由来の電力によって生成される水素)なら必要だと思う。
しかしブルー水素は疑問。