二週間前のサンデー28号を読み始めました。
「テノケガ」は超人的な才能を持った人物の日常を描くという意味では、同じ作者の「ゼロの日常」っぽさを少し感じますが、さすがに「ゼロ日」よりは話のリアリティラインがより現実寄りになっているので、そういう意味では心安らかに読めそうだなと思っていました。前回までは(伏線)。
この回は主人公が実家で義理の両親相手に敬語を使っているところに色々な人間関係が垣間見えますが、それ以上に彼の義理の姉であるしずくのデザインが「主人公の姉」というポジションにしては面白すぎるのが気になりました。顔は大きくて丸いのに、顔のパーツがすべて中央に寄っているという独特のデザインをしており、どうしても彼女のことが気になってしまいます。彼女の妹は母親似の割と普通のデザインになっているので尚更です。
しずくのこの面白すぎるキャラクターデザインには、一体どんな意味が込められているのか。現実に近いリアリティラインを持ったマンガだと思っていた自分の予測が甘かったのか。いきなり謎が深まりましたね。
主人公の一心の今後のライバルキャラである明智(現段階では単に一心に一方的な想いを寄せているだけに見えますが)も登場し、いよいよ本格的な物語が幕を開けそうな予感がします。