『アークナイツ』始めてちょっとしたころ6章読んで、マイノリティ同士を分断させて矢面に立たせるマジョリティの卑怯さについてのブレイズの批判が印象に残ってたんだけど、アニメ版だとここ、「そういう大きい話しても仕方ないか」っていうポジティブさが前に出すぎちゃってる気がした。
穿ちすぎかな？

わたしは原作から、それだけ感染者にしわよせがいってる差別・搾取構造の根深さについて話してると思ったんだけど、みんなどんな風に読み取ったんだろう

6章の描写で『アークナイツ』の差別の描き方についての信頼度が上がったので、できるだけ要点を押さえて描いたもらいたいなぁと思いますね。
尺が短いのはもう仕方ないので……13話のファウストとメフィストはほんとによかったからさ
https://twitter.com/omph_fyi/status/1582398380579655680?t=bOjK190zGnuMbG2tUoSqfA&s=19

『アクナイ』アニメ2期の最終話を見る。

自分が原作の6章から受け取ったものは「感染者による怒り」だったけど、アニメを見て感じられたのは「人としての心」みたいなもので、おそらくアニメスタッフさんたちとは、『アクナイ』の核にあるものの解釈が違うんだろうなぁという気がした。
「Black Lives Matter」を「All Lives Matter」にして描いちゃってない？という不信感はぬぐえず。

これだけ原作に出てきてる「怒り」を描かないのはどういう意図があったのか、たぶん8章までアニメ化するんだろうけど、「怒号光明」という章タイトルにここからうまく繋げられるのかどうか、謎である

ブレイズが言ってたことは「感染者を人間扱いしろ」であって、「人間同士きっと分かりあえる」ではなかったと思うんだけどな

「世界は残酷であると描くこと」だけでは、その過酷さの中で追い詰められるにも順番がある（つまり不平等である）という事実、「人間扱いされない人々がいる」という、人間が階層化されているという事実は描けないのだけど、日本の作品はそれを理解していないというより、理解していてあえてすべて前者に回収したいのかな？という気になる。

差別を不可視化するのが好き……