黄金のレガシー、クリアしました。
ネタバレなしで語れる範囲で。
面白かったし、とても考えさせられた。まだ答えの出ない問題もありますが、悩みながらもひとまずの答えをヒカセンが出してくれた。楽しい夏休みでした。
最終エリアの話
まあ、お互い譲れないのであれば戦うしかないのだ。戦うからには相手を滅ぼすのもやむなしだろ
というふんわりした気持ちに、こういうことだぞ!と突きつけてくる最終エリア…
シャットダウンして街の明かりが消えるたび、これはお前がやったんだぞ、と突きつけられてゾクゾクしました。
いくら相手を知って想いを継ごうとしてたって相手にとってやってることは大悪人。なのにどの人も「前へ進め」「あなたは間違ってない」「ありがとう」って声かけてきて、まるで死を受け入れてるかのような…。逆に応援されてしまうなんて…
そんな私(原初世界側の人間)に都合のいい事がある?とと思いながら『もうこの状態には戻りませんがよろしいですか』ボタンに、これ以上ここにいたら後ろ髪引かれすぎて禿げると思い、ろくに未開封マップ調べもせずどんどんシャットダウンしてた。
多分ミミラ族の風習とかの説明見逃した。
黄金の哲学問題と最後の戦いとか
アレクサンドリアの生死感。どうにも答えが出なくて
生者と同じに振る舞うなら生きているのか?という問題
記憶の再現体がその根幹である記憶を削除したら、それは生きていることになるのか?
データがあれば、それを認識する人がいなくても生きている事になるのか?
でもそれも文化と言われてしまったら、飲み込むしかない。全然飲み込めてないけど
他の命を食らって生きる点では同じでも、終わりが決まっているのと永遠に消費し続けるのとでは決定的に違う。
でもこれも文化なので優劣はつけられなくて、戦うしかない。
いつか全てを食べ尽くし自滅する未来しかない無理筋システムを存続し続けるようプログラムされた、この人ならばと多くの人から望まれ慕われた優しい王の心をインストールされた存在が、システム存続のために心を捨てるという選択をするのは、システムを作った当初の人達が望んだ形なのか?
省エネ(実体化や設備機能の制限)しながらギリギリまで"優しいやり方"を捨てず長らえてきた王国の、もう後がない最終手段が侵略戦争
エレクトロープでなんとかならんか
我、世界を股にかける冒険者と暁の一行ゆえ、知恵を出し合えば何かしら解決方法が見つかるんじゃないかという期待がね。クリタワとか永久機関やないですか…