バッハは職業的音楽家だったが、今では神格化されているという話。ひとつ思い出すことがある。
『アウトランダー』というドラマである登場人物がJ.S. バッハについて「彼はたまに楽譜を送ってきてくれるのだけれど、後世には残らないと思うわ、魂がないもの」と言い放つのだ。これは現代におけるロマン主義的なバッハに対する評価を皮肉っているわけだ。このツイートを読んで気がついた話。
間違いから何がわかる/始まるのか
参照先のトゥートの言う"皮肉"とやらの意味が残念ながら自分にはよくわからない。
しかしリンクを張ってあるxのアカウントに掲載された、演奏者によるnoteへのメモは大変興味深い。
ミスはミスだけれども、それはさておき見る人が見ればバッハのものではなさそうだと思いそうな所謂"名言"を採用してしまったのは何故かというような話。
……だがこういうスタッフによる誤解というか先入観ゆえの間違いのようなものは、実はクリエイティブな働きを持っているのではないかと自分は思う。
カレーを見たことも食べたこともない人に、カレーを作ってもらったら面白いものができるとは思いませんか?🍛
……ちょっと喩えが微妙ですが間違いをきっかけとして見える世界が広がっていくこともあるのかな等と思った次第。 [参照]