神輿を担いだ話をされたが、担いだことも関わったこともなかったので反応に困ってしまった。
思えばそれは神道か何かの行事なのであって宗教的な催しに関する話題に属するのであろうから、もうちょっと扱いに慎重さを要する話題だったのではなかろうか?
無意識化された宗教というか慣習化した宗教というか、そういったものに他者への加害性的な何かがあるとまでは思わなかった。
しかし語り口が無邪気だったことに対して多少困惑したというのも事実である……。
恐らく、その人にとっては宗教的側面よりも昔話•子どもの頃の記憶という意味合いの方が大きかったのかもしれない。