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現実逃避としての本の中の世界 

最近俗世の懊悩から逃れる為にシェイクスピアを利用しているような気がして、自分の居場所が現世にはないような気がしている。

本を読んでいる最中には頭が休まるものの、顔を上げて本の世界から出てしまうとそこには頭を悩ます世界が存在しているように感じてしまう。

本の外の世界にいると頭の中で炎症か何かが起きているのではないかと思う、医学的にそういう事があるのかは知らないが。
何となく過熱しているような、配線が絡まって熱を発しているような感じがする。

本の中へ逃げ込んでばかりいないで、行く場所を病院に変えた方が良いのだろうか……と最近そんな事をよく思うようになった。

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