『グリーン・ナイト』を半分だけ見た。
円卓の騎士ガウェインが、クリスマスの日にやってきた謎のグリーン・ナイトとの一騎打ちの末、約束を果たすために旅に出るという話。
奇妙な説話、胡散臭い語り口、やたらと生首に関連する出来事ばかり起きる。ちょっとホラー寄りのファンタジーになっていて、妖しさ満載で楽しい。
みんな話していた、360度パンするうちに時間がものすごく経過するショット(とそれが逆回転して因果が戻る)はミニ・アンゲロプロスみたいだ〜と興奮していた。
語り口の不安定さを示すためなのか?たまに意味のよくわからないところで使われる、斜めに傾いたショット。
@clementia1960 『グリーン・ナイト』最後まで見た。完璧主義的な画面で、タルコフスキーやキューブリックの影響や参照を感じつつも、大作志向がなく、本人初めての120分越えでも軽妙さが残っていることがよかった。