『グリーン・ナイト』を半分だけ見た。
円卓の騎士ガウェインが、クリスマスの日にやってきた謎のグリーン・ナイトとの一騎打ちの末、約束を果たすために旅に出るという話。
奇妙な説話、胡散臭い語り口、やたらと生首に関連する出来事ばかり起きる。ちょっとホラー寄りのファンタジーになっていて、妖しさ満載で楽しい。
みんな話していた、360度パンするうちに時間がものすごく経過するショット(とそれが逆回転して因果が戻る)はミニ・アンゲロプロスみたいだ〜と興奮していた。
語り口の不安定さを示すためなのか?たまに意味のよくわからないところで使われる、斜めに傾いたショット。
インタビューで答えていた、ジョン・ウィリアム・ウォーターハウスの名前とか、コッポラ『ドラキュラ』とかはなるほどという感じ。