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最近、諸富徹先生の『税という社会の仕組み』を読んでいたら、

「税金というのは、どう使われているのかよくわからないし、やたらと取り立てられているようで、私たちはよく腹をたてる。

でも、実際には、私たちが普段使う道路なども税金で作られてる。
税金はそうやって意味がある使い方ができるし、税金をどうやって使うのか、というのは、税金を納めているひとたちがちゃんと考えるべきこと。

私たちが納得のいくように税金が使われるためには、ちゃんとこういう使い方をして欲しい、と求めていく必要がある。
そういう意味では”納税は権利”とも言える」

みたいなことが書かれていました。

(私の勝手なまとめなので、間違った理解もあるかもしれません。詳しくは本を)

chikumashobo.co.jp/product/978

この社会を構成している市民の一人一人が、社会がどうあるべきかを考え、場合によっては声をあげて、私たちにいま必要なものを求めていく。

市民社会であれば当たり前のことを、私たちはずいぶんと長い間特別なことであるかのように、思い込まされてきたような気がします。

(もう、”何かに「はまる」こと、「消費をメインにした活動」を行うこと、それのみが人を自由にする”みたいな資本主義の疑似解放思想でごまかされる時代は終わりです)。

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