数日前、「戦雲(いくさふむ)」(2024年)の三上智恵監督が撮った
ドキュメンタリ「標的の島 風かたか」(2017年)をみました。
・「標的の島 風かたか」
https://www.amazon.co.jp/dp/B07S52LT9W/
自分たちが暮らす地域に基地(米軍・自衛隊)をつくってほしくない、と沖縄の各地で行動している市民を記録した映画です。
この映画の最後、高江のヘリパッド建設に反対し工事車両を止めようとする市民たちを、警察が排除する場面が続きます。
全国各地から集められた警察です。
映像では、沖縄以外のナンバーをつけた警察車両がうつっていて、なかには柏ナンバーの機動隊車両もありました。千葉県警からも集められたのでしょう。
本来なら自分たちの生活を守ってくれるはずの警察が、前に立ちふさがり、場合によっては体をひっぱったり押さえつけたりして、市民の行動を妨害している。
そのことに、行動に参加している人たちの多くが、とても哀しげだったのが印象に残りました。