今回の共産党トップ交代についての朝日の中北浩爾氏インタビュー。
「志位氏の最大の功績は、2015年の安保法制反対運動を契機に野党共闘に踏み出したことだ。「自衛隊活用論」など柔軟性も示した。しかし、日米安保条約の廃棄を掲げる革命政党であり続けたため、野党共闘は行き詰まった」
うーん???
この段落の3つの文章、それぞれ互いにあまり関係がないことなんですが、どうして一つの段落でまとめてあるのでしょうか。
そして、最後の一文
「日米安保条約の廃棄を掲げる革命政党であり続けたため、野党共闘は行き詰まった」
は、本当に何を言っているのか意味がわかりません。
「日米安保をやめる」ことと「革命政党」であることに直接の論理的な関係はありませんよね。
また、共産党が日米安保支持しないから野党共闘ができなくなったという主張も首をかしげます。
今まで民主系と共産とのあいだで日米安保の扱いが大きな問題になったような記憶があまりないのですが。
(というか重要なのに話し合われる機会が少ない問題である気がします)。
むしろ、民主系と協力関係にある労組「連合」が、共産党に対して否定的な態度を示し続け、民主系議員がそれに振り回されてきたことのほうが、共闘の障壁でありつづけてきた、とするのが常識的な捉え方ではないでしょうか。
QT: https://rss-mstdn.studiofreesia.com/@asahi/111776690317708761 [参照]