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おもしろそう。
このブログ記事を思い出しました。

owlman.hateblo.jp/entry/2020/1

米文学といえば、最近『ものまね鳥を殺すのは アラバマ物語〔新訳版〕』を読みました。


filmarks.com/movies/15295
は見ていたのですが、原作は今回初めて読みました。とてもよかったです。

小さいとき、私はずっと腹をたてていました。子どもなりに周りのことをいろいろ理解しようとして自分のなかで筋が通ったことをしようとするのだけど、そうするとなぜか大人にしかられる、みたいなことばかりあり、意味が分からなかったからです。そういう気持ちを追体験しつづけるような本でした。

ふだん、あまりそういう風に本を読むことはないのですが、この本ではあまりにも主人公の気持ちになって読んでいたので、近所のおばあさんから嫌なことを言われる場面ではくやしすぎて涙がとまらなくなってしまいました。

主人公が暮らすのは米国南部の保守的なところなので、お父さんが刑事裁判で黒人青年の弁護を引き受けることになると、町中から悪口を言われるのです。

舞台は100年近く前ですが、居留地での刑事捜査の不在など今に続く問題を描いた『花殺し月の殺人』などと同様、「今」の問題であふれたお話です。

@chaton14 アラバマ物語!!とても好きな本です。最初に読んだのは中学生の頃かな。私の「理想の親像(人間像)」を作りあげてくれた作品でもあります(突然、熱く語ってすみません。誰かの口から「アラバマ物語」の名を聞いたの初めてなので)。

@LunaRainbow8

るなさん、ありがとうございます。本の感想にコメントいただけてうれしいです。

わかります。
今回の新訳版がでて、それで初めて読んだのですが、既に大人になって久しい私にすらすごい衝撃のある本でした。中学生で読んだら人生自体が変わってしまったことだろうと思います。
本当に、自分はしょせん自分でしかないのですが、それでも、アティカスのような毅然とした温かさを持つ人になれたらと願わずにいられません。

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