一ヶ月くらい前(6/15)、連合の芳野友子会長が「第3号被保険者」は「不公平」だから「廃止を求める方向で検討」と発言していました。
https://www.asahi.com/articles/ASR6H75DHR6HULFA02Z.html
ちなみに、その二週間ほど前の5/30、厚労省が社会保障審議会の部会に示した年金改革案で「見直し」対象として「第3号被保険者」が挙げられていますhttps://www.asahi.com/articles/DA3S15650095.html
制度的な不備がいろいろあるのはわかりますが、
こういう「ずるい」という主張をする人は、どのような制度なら「公平」だと言うのでしょう。
「いっそのこと、不公平感の生じる社会保障は限りなくゼロに近づけて、
ジェシカ・ブルーダーの『ノマド 漂流する高齢労働者たち』で描かれる米国みたいに、車で寝起きする老夫婦がアマゾンの倉庫で痛み止め飲みながら働く、みたいな社会にしたほうが「公平」で健全だ」、ぐらいのことを考えているのではないかなどと思ってしまいます。