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三谷幸喜が松本の復帰を待望し、「松本さんは怒っているだろう」と発言したことを知る。念のため繰り返すと、被害者ではなく、松本が、怒っていると発言したのだ。
三谷作品は昔から"ダメなおじさん"に一貫して甘く、一方で女性描写はずっと作家としての弱点だった。それは本人も自覚していて、だからこそ大河ドラマ『鎌倉殿の13人』を書いた時は積極的に女性スタッフの意見を求めてブラッシュアップしたと聞いている。結果、作品は好評を博し、女性描写も飛躍的に改善された。
ところが最新作『スオミの話をしよう』はギョッとするほど女性軽視で"ダメなおじさん"を甘やかしまくるものだった。結局この人はなにも反省しなかったし学ばなかったんだな、と思っていたら現実にこの発言。どうしようもないよ、まったく。

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