BT 自分は周囲の"浅はかな女"とは違う"マトモな人間"なのだ、というミソジニーを抱えてしまう女性はかなりいると思う。社会がそう仕向けているから。
そして、出生時に女性を割り当てられたトランス/ノンバイナリーの場合はその辺がもっとこじれたりしがちですよね。
私もある時期まで、自分が「女らしいもの」を苦手である(自分にしっくり来ない)ことと「女らしいものに価値がない」という考え方を混同していて、「女らしいものは価値が低い」というミソジニーを結構抱えていた。
私の場合、それを変えてくれたのは『キューティーブロンド』でした。今見ると古い部分もあるのだろうけど、私にとっては特別な作品。
初期韓ドラブームの時、ヨン様ブームや韓ドラってファン以外からはすごくバカにされたんですよね。それは韓国に対する軽視と共に、主なファン層だった「おばさん」に対する軽視も間違いなくあった。
女性、分けてもおばさんという、もっともバカにされやすい人たち、もっとも物事をわからないと思われている人たちが好きになるものなんて低俗に決まってるという意識があった。この辺、日本ではあまり振り返って反省されないけど、韓国のwikiではバッチリ指摘されていた。