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『マルモイ』』ネタバレ 韓国語学習者としての感想 

読み書きできなかった主人公が文字を覚えて飲み屋のメニューが読めるようになり、町のあらゆる文字を嬉しそうに読んで歩き、徹夜で小説に没頭し涙するあたりの描写が本当に好き。学ぶこと、読み書きできることの喜びにあふれてる。
序盤シーンで、殴り方を意味するフリョチダなどの単語の微妙なニュアンスを説明するところは韓国語学習者として本当にただ助かるし、それがまさか後半で熱いシーンの付箋になるとは。あそこで登場する「殴る」「ぶん殴る」のような"汚い言葉"も含めて我々の大切な言葉なんだと描くのがまた良い。
そして、文字を覚えたからこそ、彼は死んでしまっても家族に思いを伝えることができた。読み書きができるとはどういうことなのかを端的に表している場面です。その辺も本当にうまい。

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