『Akhanda(2021)』鑑賞
Jr.NTRの叔父にあたるNBK主演のアクション映画。生き別れた双子(一人二役)がめちゃ強いお話。ジャガパティさんは予言者の役で少しだけ出演してるけど顔の八割がヒゲとペイントで隠れているため認識するのが難しい…まあ声でわかるけど。「アカンダ~!」てめちゃ言ってた。
タイトルであり、双子の一方の名前であるアカンダは超越者という意味だそう。その名にふさわしくアカンダはほぼ超能力者…いや神そのものって感じ。斧が刺さっても平気なのはテルグ映画的な強さのエスカレーションで納得いく(?)けど、人に触れるだけで過去がわかったりしますからね。人間ではないやろ。
私はちょっとNBK作品が苦手かもしれない。テルグ映画が主人公=スターを神格化するのはお決まりだけど、LegendもAkhandaも主人公(いずれも一人二役)は挫折も失敗もせずひたすら正しくて超人的に強く、悪役と見紛うばかりのゴア暴力を振るう。なんか、葛藤がないんだよね。あっても極力早く切り上げる作りで、その辺が合わないかも。
悪人は胴体を串刺しにして殺すが、蟻は踏まない!(無益な殺生はしない)という、だいぶ飲み込みにくい神格化の描写は面白かったです。