youtube.com/watch?si=eC_V8cTqU
俳優イ・ソンギュンが麻薬捜査を受ける中で自死した問題について、複数の映画・文化関連の団体で構成された「文化芸術人連帯会議」が声明を発表。
KBSを名指しし、捜査当局、報道機関、政府および国会に要求を出した。

以下、声明内容のざっくりした訳。
【故 イ・ソンギュンさんの死に直面する文化・芸術家たちの要求】
1.捜査当局への要求
捜査過程でリークなどマスコミへの不適切な対応がなかったか、特にKBS(韓国放送公社:韓国の公共放送局)の単独報道に多くの捜査内容が含まれていたのは何故か明らかにせよ。捜査当局によるマスコミへの取材協力は適法範囲で行わなければならないが、3度に渡る事情聴取、19時間に及ぶ夜間捜査の過程で故人はマスコミからの保護を一切受けられなかった。
捜査当局は「適法に捜査した」という一文でこの責任から逃れることはできない。徹底した真相究明だけが、誤った捜査慣行を正し、第二の犠牲者を出さない唯一の道である。→続

2.報道陣に尋ねる
故人への捜査報道が、国民の知る権利という公的な目的でなされたと言えるか。故人が芸能人であることを理由に、私生活を浮き彫りにする報道が無かったか? また個人を撮影する機会を作るよう警察に要求した事実はなかったか?
特に、捜査容疑とかけ離れた私的な会話を報じたKBSは、公益放送として国民の知る権利のために報道したと断言できるか。すべてのメディアが公的な報道目的に合わない記事を早急に削除することを望む。
大衆文化・芸術家が大衆の人気に基づくしかない点を利用して悪意を持ったデマを流したり、十分な取材や確認なく炎上を煽る一部ユーチューバーなどの炎上商法に、私たちはいつまで沈黙しなくてはいけないのか。

3.政府および国会への要求
仮に捜査手続きが適法だったとしても、政府および国会は今回の死亡事故に沈黙してはならない。刑事事件の公開禁止、捜査に関する人権保護についての現行法に問題がないか点検し、必要な法令の改正に着手しなけれなばならない。被疑者の人権と国民の知る権利の間で、原則と例外が逆転することが無いよう、捜査当局が法の趣旨を恣意的に解釈することが無いよう、法的に明確な改善が必要である。

我々は、上記の要求と質問に納得できる結果が出るまで最善を尽くす。故 イ・ソンギュンさんの冥福を祈る。

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ohmynews.com/NWS_Web/View/at_p
全文を掲載した記事によれば、参加団体は下記の通り。参加団体の多さ、規模の大きさを見てると泣けてくる。

釜山国際子供青少年映画祭/釜山国際映画祭/富川国際ファンタスティック映画祭/ソウル国際女性映画祭/女性映画人会/芸術映画館協会/映画輸入配給会社協会/全国映画産業労働組合/全州国際映画祭/韓国録音監督協会/韓国映画協会/韓国独立PD協会/韓国ドラマ製作会社協会/韓国マネジメント連合/韓国放送実演者権利協会/韓国放送演技者労働組合/韓国放送映像制作会社協会/韓国放送芸術人団体連合会/韓国放送作家協会/韓国シナリオ作家組合/ 韓国芸能マネジメント連合会 / 韓国芸能制作者協会 / 韓国映画監督組合 / 韓国映画マーケティング社協会 / 韓国映画美術監督組合 / 韓国映画製作家協会 / 韓国映画撮影監督組合 / 韓国映画プロデューサー組合 / DMZ国際ドキュメンタリー映画祭

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