ただ、前提となる社会の非対称・権力勾配等について全く無理解な人と話すことはマジで無理だし、疲労困憊慢性倦怠となって全ての気が失せ、「バカは死ね」という気分になってしまうんだけど、マジョリティはすかさず「ほら努力が足りない」とか言ってくるので、「バカは死ね」よりもっと積極的に「バカを殺して世の中ハッピー」とかにならないとダメなんじゃないかってレベルまで気分が落ち込むんだよな。マイノリティやそのアライは常に品行方正で完璧を求められる。マジョリティ様に勘弁願うために。そういうクソッタレに対する市民的不服従だとか、サフラジェットだとか、川崎バス闘争だとかは、やっぱり大事なんではないだろうかって気がしてる。物わかりの良さ、わきまえを要求されたら、思い知るのはどっちだよって怒りは当然だと思うんだよ。こないだいったお前らが俺をキルモンガーにするって話。人生は短く時間は有限なんだし。
中高年の、カミソリ後藤になりたくてしゃーないみたいなオタクを見ると胸がつまされる思いがある。当てこすりじゃなくてマジに。だっておめえ後藤を目指して暇アノンとかどうすりゃいんだよ。繰り返すけど当てこすりじゃなく。全然俺も、あんな風になる可能性あったから、スゲー苦しい。どうにか、どうにか頑張って踏みとどまったり、引き返したり、比較的早いうちに気づいたり、して欲しいと願うしかない。まぁでもそういうのが加害の外注したり、引き受けたりしているわけで、そんな奴に支払う憐憫を、そんな奴らの被害者の支援や連帯に回さねばならないんだけど。俺より年上なんだし、気合入れて手前でケジメつけてくれよって。でも俺とあいつと何が違うって、いやまぁ結構大分かなり違うんだけど、でも運の要素もあるよなあ。
いや~でも俺は暴力革命は嫌っすわ絶対に嫌。って言えるのも結局は俺がマジョリティ属性多いからかな……そうでないと思いたいけど。