BT 確かに!と思ってしばしネットサーフィンしました。共同浴場で意外とヒートショックが問題にならないのはこのへんの事情らしい
(1)気分が悪くなったり倒れたりしたとき、他人がすぐ気づいて対処している
(2) 脱衣所や浴室が常に暖かいので、寒暖差のショックが激しくない

ヒートショック、個人宅のほうがヤバいらしい……。
>冬季に注意が必要な入浴。全国では年間約2万人が入浴中に死亡しているという。
>(略)福島県は、ヒートショックの冬季死亡増加率が東北で最も高かった。

>福島県は部屋の温度が全国で2番目に低い。
室温が高い北海道(1位)はセントラルヒーティング、青森(3位)・秋田(4位)は断熱住宅であるが、福島は断熱住宅の割合が低いため、ヒートショックが起きやすくなってしまうという。

冬の入浴で気をつけたい“ヒートショック” 東北で冬季の死亡増加率最も高いのは福島県?!
(福島テレビ、2022年12月17日)
fnn.jp/articles/-/459083?displ

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追記。日本の本州以南で個人宅の窓の断熱性が低すぎる点は、10年以上前から指摘されていています。

低い断熱性なぜ放置、世界に遅れる「窓」後進国ニッポン(日経新聞, 松尾和也 松尾設計室代表, 2014年)
nikkei.com/article/DGXMZO78836

国や自治体が断熱に優れたリフォームや新築に補助金を出したりはしていますが。
mlit.go.jp/jutakukentiku/house

あと北海道の室内が暖かいといっても、たとえば我が北海道の亡き祖父母の家は木造の長屋で、アレが北海道防寒住宅建設等促進法(1953〜)を満たしていたのかは謎ですし、物価高で灯油や電気を使って暖房を入れるのを市民がためらえばそもそも家が暖まりません。
とはいえ、同世代の北海道出身者が「関東の家は気温と室温が連動しすぎる」と不平を言っているのは何度か聞いたことがあります。

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