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本当だ、中国のSF賞:第2回 百万钓鱼城科幻大奖(百万釣魚城科幻大賞、Fishing Fortress Science Fiction Awards) 国際ユニット デビュー作家部門に日本人作家が3人ノミネートされている!
あと短編部門に春暮康一「法治の獣」もノミネートされている。

以下、外国人作家の解説です。
ガブリエラ・ダミアン・ミラベテはメキシコの作家で、英訳短編でティプトリー・ジュニア賞を受賞した。最近、作品集も英語で出版されたばかり。
シェリー・パーカー・チャンはオーストラリア市民のジェンダークィアで元外交官。明の初代皇帝をモチーフにしたクィアなファンタジーシリーズを執筆。アスタウンディング新人賞および英国ファンタジー大賞の新人部門とファンタジー部門を受賞。
トラヴィス・バルドリーは最近翻訳されたオーク女性が冒険者引退後にカフェ開業する『伝説とカフェラテ』(原島文世訳、創元推理文庫)の作者で、同作でヒューゴー賞長編部門を受賞。
※釣魚城は重慶市の古跡の名称だそうです。

出典via 立原透耶さん: mp.weixin.qq.com/s/6eahnEt7ZAM

有識者257人の選定により、7ユニット42部門の候補が決定。去年の第一回より部門が大幅増。未訳も含め、国際作品への表彰が増えている。昨年の第1回は大森望が外国人翻訳家部門を受賞している。

ダミアン・ミラベテ(ミラベーテ?)の“They Will Dream in the Garden”は、未来にしか安息がありはしない(全文未来形で女性の犠牲を振り返る=つまり現在のフェミサイドを書いている)という趣向なんですよね。

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