東京都美術館へ。デ・キリコ展、良かったです。
下記のような名言、全面的に同意したいし、なんなら壁に貼り出したい。
「風変わりで色とりどりの玩具でいっぱいの
奇抜な巨大ミュージアムを生きるように、世界を生きる」
「彫刻は柔らかく、温かくなければならない」

同時開催の「都美セレクション グループ展2024」(3グループの展示から成る。無料、今週末まで)も良かったです。
「スティル・エコー:境界の風景」の新田樹さんのサハリン取材や、小原真史さんの博覧会コレクション(主に大正~昭和のパンフレット。かつて博覧会が植民地への移住や投資を呼びかけるものだったり、原子力の博覧会が明るい未来を示すものだったりした記録)をじっくり見てきました。
stillecho.wordpress.com/

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「スティル・エコー」展で、東京大正博覧会の美人島旅行館の資料を観ました。
調べると当時から批判も多かったらしく、まあ完全に美女を見世物にしているのですが、がんばって美女の活用例を考えているところがにくめなくもありました。
幽霊美女、蛇の美女のような怪美人シリーズ、噴火口の美女などの極限環境シリーズ。そして無軆美人や無頭美人は実際の出し物としてはチープなのでしょうが、結果的に身体や頭が(見せられ)ない状態でも美人が成り立つかという着眼点になっていて。
ja.m.wikipedia.org/wiki/東京大正博覧

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