1年ちょっと前に同人文芸雑誌を作り、紙とほぼ同時に電子書籍をリリースしました。たぶん電子の販売数は、紙版が売れた冊数の15パーセントにも満たないはず。
(後日ちゃんと集計してみます)

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電子書籍は、電子書籍販売サイト経由のほかに、少しお安く電子書籍データの直接販売(ePub & PDF)を試したのですが、直接販売数は10件に満たなかったです。
データの直接購入をされた方は韓国やイスラエル、ハンガリーほか非英語圏在住者が中心です。
Kindleストア以外のサイトでも買えますが、端的にいうとほぼKindleストアでしか売れませんでした。

PDFやePubのデータを直接販売
rikka-zine.stores.jp/

Amazon Kindleほか主要電子書籍プラットフォームで配信
amazon.co.jp/Rikka-Zine-Vol-1-

つまり、アクセシビリティ対応や多様なオプションを用意してもあまり活用されないのです。反応の少なさにめげて電子書籍対応をしなくなる人もいるかもしれません。
商業でもマンガ、ビジネス書、エロ、ベストセラー以外の電子書籍の部数は、紙版に比べて非常に少ないと思います。
でも私は、同人では次回以降も同じような取り組みをやるつもりです!

うち(Rikka Zine)は底本はテキストファイル形式でGoogleドライブに作品単位で分けて保存し、変更があるたびに紙版書籍データにPDFとして変換し直し、最終版をePubとしてリリースしました。

心情&信条の問題で私は文芸同人の販売に利用していませんが、アカウントを持っている人の多さを考慮すれば、Pixiv Boothやnoteでデータを直接販売するのも割とアリだと思います。

韓国にはAmazonがありませんから、電子書籍版はありがたかったのではないでしょうか。

@taiyo そうですね、Amazonがない国はあるし、Amazonを使いたくない人たちもいるので、需要少なめでも直接販売の選択肢は残したいですね。誰かのタブレットやPC上の片隅に入って後世発見されるのもオツなものだと思います。

Rikka Zinは成都ワールドコンでも何度か話に出ていました。
クラウドの沈没で全部消えてしまうAmazonよりもRikka Zinのほうが残るかもしれませんね。

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