書店に入ったものの、日本在住で日本語で執筆している外国籍の作家たちを「海外文学」の棚に分類していたので、ちょっと意気消沈して買わずに出てきてしまいました……。
※芥川賞候補になった作家たちは「日本文学」でしょう。
※本の分類に自信がないときは、書籍に記載の「Cコード(図書分類コード)」を確認すると良いです( https://ja.wikipedia.org/wiki/日本図書コード )
末尾が93や95であれば、それは日本の出版社が日本文学として刊行したものです。
ちなみに私がCコードを知ったきっかけは、大昔、新古書店チェーンでアルバイトしたとき「単行本はCコードの内容で分類しているので、そこを見て品出ししてください」と言われたからでした。
今もCコードで分類しているかはわかりません。
参考:
http://pro.bookoffonline.co.jp/book-enjoy/books-trivia/20160408-isbn-mean.html
これは大きな書店でもよく見かけて、いつも「書店は最低時給のアルバイトで保たれているし、そこまで教育を徹底できないのかもしれない。あまり潔癖にならず寛容にならなければ」という気持ちと、「商業書籍ならコードを見れば判別できるのだから、正しく分類するのは職務では」という気持ちが綱引きを始めます。
知る機会がなかった人もいるだろうから、たまにつぶやいておきます。