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「まちうた」って雑誌を日々詩編集室で作ってるんだけど、「選考はせず、作の巧拙は問わない」ってはっきり書いてても「でも、上手じゃないといけないんでしょう?」とか「上手い人が選ばれるんでしょう?」みたいなことを言われるのだが、ほんとに実際見本誌を読んで安心して欲しいし、文壇が絶対に弾くような作品が載ってるし、それをこそ載せたいので…っていう……。
たとえば寄稿者にはいわゆる知的障害の人とかもいるし、そういう人たちが普段「どんな世界」を見てるかって、書店に並んでる本だと本人たちが書いてる言葉がそのまま載ってる本ってないでしょ。でもそういうのを、書きたいっていう人が自発的に書いてくれたのを、(個人情報はマスキングするけど)ほとんどそのまま載せてます。こういう世界の捉え方、感じ方をしてるんだなというのがそのまま文字で読めるようになってる。
先着順で掲載/三重県に縁のある人優先にしてるのは、そうすればそういう人たちの原稿が集まりやすいし、都市部から離れた原稿が集まりやすいからなんだけど…だから文学や本の最終地点が権威的な場所にあるみたいなのとは違うことをやっていきたいんだよ…という

こちらの考えていることに近い作家さんに依頼して原稿を載せてる号と、「わたしたち」の営みを特集する号を交互に出してて、それがいつか両方同時にできるといいなあと思っている。いま交互にやってるのは、いろんな事情があり、そこもクリアしたいんだけど…、まだちょっとそこまで私の技量が追いついてないですが一番でかいかな…

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