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正月になるたび、「地元」「実家」に残っている女たちが、その状況に甘んじているのではなく、変えようともがいている/少しでも変えた物語の本、を作らねばならないな、と思う。「地元」「実家」の「外」へ行けた/行かざるを得なかった人たちの眼差しが書く「地元/実家」の理不尽は十分書かれて来たし、「内」の姿は消極的で「外」の人しかその状況は変えられなかったり、「内」の登場人物(主に女性)の凄惨な復讐譚だったりするけれど、実際それは「外」へ行けた/行かざるを得なかった人たちのための物語であって、渦中で生きてる人の上を通り過ぎて行っている、と思うので。
復讐譚が必要な状況もあるし、「外」から変えてもらえる希望というのもあるけど、「内」で努力する人たちは「指導(助言)」と「無気力だろうという批判」にさらされていて、努力がなかったことにされているんだよな…というしんどさに、「そうではない」と言える本や物語があって欲しいと思う。

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