私がいちばん長く接したY10はAbarth Turboで,これは引き取りに行ったらその場でタイミングベルトが切れた,という荒れ模様の車であり,直した後も,小排気量のドッカンキャブターボで,雨の日のタイトコーナーでターボが効くと,ハンドル切っていても真っ直ぐ行く,という,荒れ模様の車であった。

ほかにも,ターボブーストが効いた瞬間にダクトがスッポーンと音を立てて抜けたり,有り余るパワーでエンジンマウントが折れたり,回りすぎてバルブステムオイルシームが抜けて煙モーモーとなったりで,最後まで暴れん坊であった。(ろくなもんじゃねえなw

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……まあ,そういう荒れ模様の車だから,いちばん長く接することを余儀なくされたというのが正しい。乱暴度合いではUno Turboより乱暴であった。

それをいちおうひととおり直し,車検も通して売ったが,買った人はわかつきめぐみのファンであった。全然関係ないな。

次に長く接したY10は1.3GT ieで,これは友人からタイミングベルト交換で預かったのだが,作業がどうにもややこしかった twitter.com/awajiya/status/889 のを覚えている。Y10にはいろいろなエンヂンが載っているのだが,これがいちばんめんどくさい。一番簡単なのはFIRE1.0で,作業時間が数倍違うのである。

……こうして書いていくと,私はあまりY10に良い思い出がないな。その割には縁が深いのだけれど。

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