資本主義とは他の人・国を踏みつけることでのし上がれるものだったので、それがなくなったから「その国の民」を踏みつけるようになった、というだけなのではないでしょうか?
本邦の明治以降、そして第二次世界大戦後の「成長」というのは間違いなく侵略から、そして搾取へとすり替えられることであったものです。安価だったからこそ財閥が成長したし、それが形だけでは解体されたが残っていった。システムが残っていたのです。
使い捨てや搾取があったからこそここまで大きくなったのですが、それが成り立たなくなったため自身の近親者だけでお金を回すようになる、大企業はお金を溜め込むようになる、そうなっただけだと思うわけです。
もはや戦後は無かったのでは?
戦時中の国策標語に「酒呑みはお国の寄生虫」「酒と米英、平和の敵だ」「この感激を増産へ」「微塵に砕け、酒と盃」というのがあります。まんま今の国の政策です。つまり、今は戦時中です。もっとも、資料を焼くか黒塗りするかくらいの違いしかないですが・・・
つまりは、戦争犯罪に対する謝罪が無い限りは(ドイツみたいな正式な総括や謝罪ではないよね?)、戦争は終わっていません。本邦政府はお得意の「被害者が全員死ぬまで待つ」を政策としてやっている限りは終わらないし、何も始まっていないわけです。