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AI生成画像のことを考えるとき、私は暗黙に写真の誕生時のことを考えていて、実際写真が登場したときにどういう議論があったか振り返ると参考になる部分はあると思うんだけど、そういうのまとまっている本ないのかな。写真史というよりは、写真の位置づけを巡る議論の歴史

AI生成画像を巡る議論は、写真の誕生時の議論を繰り返しているように私には見えていて(具体的には「機械的だから芸術じゃない」という意見がある一方、「絵画の上位互換」として持ち上げる意見があったりとか)、写真誕生時の歴史がまとまった本があれば、それを共通認識として利用できるので良いのではないかと思ったということ。

写真に関しては、「絵画とは違う使い道」が見出され、それが受け入れられていくわけだけど、AI画像に関しては人類はまだその答えを手にしていないとは思う。

@at_akada 徳井直生『創るためのAI』は生成AIと創作にまつわる基本的視座を整理してくれる良書でしたが、そこでまさに写真誕生時の芸術界の反応を生成AIと重ねて語るパートがあって面白かったです。どちらかというと、写真によって「絵画」という従来の創作表現がいかに変質したか(印象派やデュシャンの登場は写真技術があったからこそ生まれたとか)の分析が主で、生成AI普及後に人間によるイラスト制作や小説執筆がどう変容するか想像したくなります。

@promenade11 ありがとうございます。チェックしてみます

@at_akada ぜひ!2021年の本ですが、AIが創作することの本質論が書いてあるので全然古びてないです(私も今年読みました)

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