夢日記: 雑に扱われ美しい歌を見つける 


私は若返り、十数年前の東京にいる。男性三人と行動している。彼らは私の知り合いらしいが、自分たちでかたまり、なんとなく私を適当に扱っている。
大手町あたり。立派な美術館が林立している。あちこち回る彼らについて回るのに精一杯。というかほぼ置いていかれてる。私の希望は聞かないの?
◯◯美術館がある。入りたいな、でも彼らの好みじゃないだろうな。
だが意外にも一緒に入ってくれる。
ところが、館内でも置いていかれる。
小さな展示室を通りかかる。ひっそりと世界の民衆の芸術コーナー。棚に画用紙。靴を脱いで足の指で触ってくださいと。
触ったら音が鳴った。足でソノシートのように回して聴く。「ラメール」。クレヨンで下手な絵が描かれている。これルイ・アームストロングの似顔絵だ!(※アームストロングの曲という設定)
内戦中のアフガニスタンで作られたものという。画用紙に西洋の歌を封じ、隠れて聴いた人の姿を思う。胸が痛くなる。

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